「韓国が世界一怖い…!」最高最恐の韓国ホラー映画(1)。まさに傑作! 緊張感抜群のゾンビホラー
text by 編集部
ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、韓国のホラー映画の中から5作品をチョイス。列車内で巻き起こる感染パニック、悪霊に憑りつかれた一家…。スリリングな展開に目が離せなくなる、韓国ホラーの傑作群をご紹介。
(配信状況に関する情報は2022年12月時点のもの)
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)
上映時間:118分
製作国:韓国
監督:ヨン・サンホ
脚本:パク・ジュスク、ジョースーク・パーク
キャスト:コン・ユ、キム・スアン、チョン・ユミ
【作品内容】
ソウルからプサンへ向かう高速鉄道で、乗客たちが謎のウイルスの感染爆発に見舞われる。娘を連れて別居中の妻の元へと向かう主人公・ソグや、妊婦、学生たちなどのパニックと恐怖が描かれる、生死をかけたサバイバルホラー。
監督を務めたのは、社会派アニメ作品の実績を持つヨン・サンホ。主人公のソグは、ドラマ『トッケビ君がくれた愛しい日々』のコン・ユが務めたほか、ハリウッド映画でも活躍する人気俳優、マ・ドンソクも出演。
ミミカ・モーフ 推薦コメント
列車の中に紛れ込んだゾンビ感染者により、列車内でパンデミックが発生。列車に閉じ込められた人々を描いた、韓国ホラーの中でも世界的に人気の高い一作。
ゾンビ映画というと、一時期はホラーコメディーチックな作品が量産された。そんな中、今作は人の残酷さとその残酷さを上回る、人が人を思いやる描写が魅力の作品であり、数あるホラー映画の中でも感動的な作品となっている。
さらに、ゾンビホラーとしても優れており、凶暴で俊敏性を兼ね備えつつ、暗闇では対象を視認できないゾンビが生み出す緊張感のあるシチュエーションがこれでもかと続く。多種多様なキャラクターの思惑が、作品に緩急をもたらしており、観ていて決して飽きない逸品だ。