映画『ロスト・ハイウェイ』<あらすじ、ネタバレ、キャスト>内容とラストをわかりやすく紹介。実在の事件から着想を得た問題作
text by 編集部
出典:Amazon
ロスト・ハイウェイ
- 原題:
- Lost Highway
- 製作年:
- 1997年(アメリカ、フランス)
- 監督:
- デヴィッド・リンチ
- 脚本:
- デヴィッド・リンチ, バリー・ギフォード
- 撮影:
- ピーター・デミング
- 音楽:
- アンジェロ・バダラメンティ
- 配給:
- 松竹富士
- 上映時間:
- 135分
- 出演:
- ビル・プルマン, パトリシア・アークエット, バルサザール・ゲティ, ジョヴァンニ・リビシ
映画『ロスト・ハイウェイ』の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。鬼才デヴィッド・リンチ監督が手がけた米仏合作のサスペンス映画。ビル・プルマン、パトリシア・アークエット、バルサザール・ゲティらが出演。実在の事件、O・J・シンプソン事件から着想を得たとされる複雑怪奇な本作をラストまで徹底網羅!
映画『ロスト・ハイウェイ』のあらすじ
サックス奏者のフレディはある日、インターフォン越しに「ディック・ロラントは死んだ」と告げられる。急いで表を確認するフレディ(ビル・プルマン)。しかし、そこには誰もおらず、「ディック・ロラント」が誰かも分からなかった。
フレディはその夜、演奏会への出演を控えていた。しかし、妻のレネエ(パトリシア・アークウェット)は、頑なにフレディのステージを観に行こうとしない。彼女の浮気を疑うフレディは、公演後に自宅に電話するが、レネエは出ない。フレディが帰宅すると、レネエはベッドで眠っていた。
翌朝、レネエは、家の前で小包を発見する。中には一本のビデオテープが入っており、フレディたちの自宅の外観が映っていた。
その夜。演奏会を終えたフレディは、帰り際、レネエが知人のアンディと会場を出て行く場面を目撃。急いで自宅に帰宅するが、レネエは家の中にいた。
床に就いたフレディは、レネエに最近よく見る悪夢について話し、そのまま眠りにつく。そして真夜中。フレディがふと目を覚ますと、隣には白塗りの謎の男が横たわっていた。フレディは驚くが、レネエに声をかけられ正気に戻る。
翌朝、2人のもとに、再びビデオテープ入りの小包が届く。フレディが再生すると、そこには、就寝中の2人の様子が映っていた。気味悪く思ったフレディは、警察に通報。早速2人の刑事がフレディ邸を訪れる。しかし、打つ手がなく、監視を強化すると約束しあっさりと帰ってしまう。
その後、2人は、レネエの友達のアンディ邸のパーティーで、白塗りのミステリー・マン(ロバート・ブレイク)と出会う。フレディに会ったことがあるというミステリー・マンは、「私は今もあなたの家にいる」と言い、携帯でフレディ宅に電話をかけてみせる。
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