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「ホラー上級者もビビる…!」2010年代最高の本格ホラー映画(1)。確実に最悪な気分に…考察要素満点な一作

text by 編集部

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、映画としての完成度も高く、ホラー作品としての満足度も高い、“一石二鳥”な本格派ホラーをセレクト。2010年代を代表するホラー映画の傑作群をご紹介しよう。

『ヘレディタリー 継承』(2018)

アリ・アスター監督
アリアスター監督getty images

上映時間:127分
製作国:アメリカ
監督:アリ・アスター
脚本:アリ・アスター
キャスト:トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド、ガブリエル・バーン

【作品内容】

主人公はシングルマザーのアニー。同居していた母・エレンが亡くなった直後から、家族の周囲では不可解な出来事が起きはじめる。エレンが溺愛していた末娘のチャーリーは何かに憑りつかれたような行動をとりはじめ…。

1986年生まれの新鋭、アリ・アスターが世界にその名を轟かせた初監督作品。批評家から大絶賛され、次作『ミッドサマー』(2019)への足掛かりを作った。

ミミカ・モーフ 推薦コメント


『ミッドサマー』でも話題となったアリ・アスター監督による長編第一作。「家族」をテーマにすえた、重く不気味な作品である。

よくある心霊やエクソシズム的な作品ではなく、居心地の悪さや不安感をこれでもかと詰め込んだ非常にインパクトの強い作品となっている。一度観ただけでは理解出来ない点も多く、考察する要素が多いため、ホラー映画初心者には中々ハードな一品。

ホラー上級者向けの作品だが、確実に最悪な気分になれる。安易なスプラッター表現やジャンプスケア※が苦手な方には是非ご覧頂きたい。
※観客を驚かせ恐がらせるために、大きな恐ろしい音と共に映像を突然変化させるテクニック

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