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橋本環奈“結”が覚醒! ギャルを束ねてパラパラ披露の意思を固める胸アツ展開。NHK朝ドラ『おむすび』レビュー

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第18話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

それぞれのキャラクターがイキイキと動きだす…。

連続テレビ小説『おむすび』第3週 第18話 ©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第3週 第18話 ©NHK

 米田家を飛び出した歩(仲里依紗)が、天神乙女会の明日香(寺本莉緒)と再会していた頃、祖父の永吉(松平健)は糸島フェスティバルで、歩を誘ってマジックを披露するつもりでいた。

 歩は明日香になぜか大食い対決を挑まれ、明日香が勝利すると、今度はライバルではなく友達として飲もうと言って去っていく。そこへ、歩の居どころを突き止めた母の愛子(麻生久美子)が現れ、昔の話を始める。

 平成7年1月・神戸。商店街のアーケードを設置するか否かで靴職人の渡辺(緒形直人)と、聖人(北村有起哉)が揉めていた頃、5歳の結がいなくなってしまう、愛子や歩、真紀は探しに出て、聖人は思い当たるところに電話をかける。そこへ、真紀を連れ戻しに渡辺がやってくる。
 
 歩と真紀によって神社で見つかった結は、「みんなが仲良くなりますように」とお願いしていたという…。これを知った聖人は渡辺に「子どもに大人が揉めている姿を見せるのはやめましょう」と説得したのだった。

 そんな思い出を振り返って、愛子は歩に家に帰ろうと諭すが、歩は東京に戻ろうとする。しかし、愛子は歩が帰ってきたことで結が本音を話してくれたと、歩を説得した。

 一方結は、祖母の佳代(宮崎美子)に糸島フェスティバルで結とギャルたちとのパラパラを楽しみにしていたと言われたことで、思いを固める。結はいつものゲームセンターにハギャレンを呼び出すと「ハギャレンはもう歩のものじゃない、みんなのものだ」といい、ハギャレンがダサくないということをイベントで証明しようと鼓舞する。

 第4週に突入し、神戸の記憶を織り交ぜながら進んでいく『おむすび』。ほのぼのした日常エピソードで構成されていた3週までと一転、物語に深みが増している。

 Xでは、「見せる順序がちょっと違うだけでこんなにも印象違うか、と納得させられる。」「現在の結と米田家をある程度描いた上で幼少期を振り返るのでは全く違う。今までの色々な事が繋がって、非常に話が入ってくる非常に丁寧に組み立てられたんだな」といった意見が見られた。

 また、米田家のつながりもこれまで以上に増し、それぞれのキャラクターがイキイキと動き出した。「伝説のギャルを仲里依紗が演じることで、在りし日の過去が映る。麻生久美子との母娘関係に説得力がありすぎる。」「愛子さすが。歩が来る店を知ってる。」「佳代がさりげなく結の背中を押す。この自然さがたまらない。佳代も愛子も人との距離感がしっかり分かってる」など、愛子や佳代の存在に言及する声も多く上がっていた。

 そして物語は、これまでギャルを否定していた結が、ハギャレンを束ねて糸島フェスティバルに出場しようと盛り上げる激アツ展開に。「18話。米田結、覚醒」「パラパラも積極的になって強くなったね、むすびん」と、主人公として、強く逞しく物語を引っ張っていく存在になったことで、視聴者をさらに釘付けにすることとなった。

(文・野原まりこ)

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