橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第19話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

結のパラパラに足りないものとは…？

　結（橋本環奈）は、翌日に開催される糸島フェスティバルのため、ハギャレンとパラパラの練習をしていた。振り付けは全員完璧。しかし、タマッチ（谷藤海咲）は「むすびん（結）だけ何かが足りない」と言う…。

　一方、米田家では、永吉（松平健）が糸島フェスティバルで披露するマジックのアシスタントにと歩に声をかけるが断られていた。

　そして迎えた糸島フェスティバルの本番。ハギャレンにメイクをしてもらい、結がギャルに変身する。

　会場へ入ると、クラスメイトの恵美（中村守里）や父・聖人（北村有起哉）にギャルの結がバレそうになるも、陽太の助けもあり、なんとかやり過ごす。

　結たちの出番の直前、永吉がスナックのママ・ひみこ（池畑慎之介）をアシスタントに連れてマジックを披露。しかし剣刺しマジックで失敗し、脇腹に剣が刺さったまま強制退場してしまうのだった…。

　前回放送のシリアスでグッとくる内容から一転、笑いに包まれた第19話。永吉の脇腹に刺さったままの剣も気になるが、ギャル嫌いだった結がハギャレンと打ち解け、ギャルになった姿は感慨深い。

　Xでは本日も視聴者による感想が多数寄せられた。「シリアスと笑いの混ぜご飯（炊き込みご飯）なんだろうなぁ。今日は笑いにかっさらわれた。」「永吉、もといA吉の脇腹大丈夫やろうか。」「マツケン＆ピーター、隠しきれない舞台映え」「橋本環奈さんはギャルメイクしても可愛い。」「橋本環奈ちゃんの素材を壊す黒ギャルメイクwww」などなど、視聴者も一緒になって糸島フェスティバルを楽しんだようだ。

　そして気になる考察も。「風見先輩も気になる。何かに出るの？四ツ木ヨンは結に気がつくのか。」「風見先輩がなぜ皆と一緒にいないのかが気になる。まさかの何かパフォーマンスをする？」

　糸島フェスティバルに来ていた書道部のメンバーの中に、松本怜生演じる風見先輩の姿はなかった。そして自主練中に糸島フェスティバルに通りがかった、佐野勇斗演じる四ツ木翔也は結のギャル姿に気づくのか、そしてどんな反応を見せるのか…。

　明日放送の第20話は、気になる答えと、結たちハギャレンが練習してきたパラパラの成果が見られるだろうか。今から楽しみだ。

（文・野原まりこ）

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