リアルすぎて怖い…プロが選ぶドキュメンタリー風ホラー映画の傑作(4)。北欧の伝説…あの怪物は実在した!?
text by 編集部
ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、POV(主観映像)やフェイク・ドキュメンタリー形式で生々しい恐怖を盛り立てるホラー映画をセレクト。POVホラーに初めて挑戦する人に持ってこいの作品や、上級者向けの珍品まで幅広くご紹介。
『トロール・ハンター』(2010)
上映時間:103分
製作国:ノルウェー
監督:アンドレ・オブレダル
脚本:アンドレ・オブレダル
キャスト:オットー・イェスペルセン、グレン・エルランド・トスタードグレン、ヨハンナ・モールク
【作品内容】
フィンランドの国民的コミック『ムーミン』のモデルとなった、北欧に古くから伝わる謎の生物・トロール。学校の課題でドキュメンタリー映画を制作中の大学生グループは、偶然、トロールの姿を撮影することに成功する。その後、森の中で出くわした怪しい男・ハンスの後をついて行くと、そこには本物のトロールの姿があった…。
北欧の伝説的な生物であるトロールの謎に迫る、ノルウェーを舞台にした疑似ドキュメンタリー作品。凝りに凝ったトロールのデザインにも注目。
ミミカ・モーフ 推薦コメント
北欧に伝わる伝説の生物「トロール」の生態に迫る、フェイク・ドキュメンタリー。チープな雰囲気はなく、一つひとつの情報がトロールという架空の生き物を、実在する生き物として感じさせる作りとなっている。
フェイク・ドキュメンタリーという形式によって、物語は説明臭くならず、スムーズに話に入りこめる。トロールの生態、それに対することの恐ろしさが映像から感じられ、興味深い作品となっている。
クリーチャーが好きな方にはとても楽しめる作品であり、生物の生態調査などが好きな方にも十分に楽しめる作品としてお勧めしたい。
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