桐山漣の登場に沸いた…名優ぞろいのキャストの共通点とは? ドラマ『潜入兄妹』第4話考察レビュー
text by 浜瀬将樹
竜星涼と八木莉可子がW主演を務める日本テレビの土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)が放送中。今回は、詐欺集団「幻獣」4人目の幹部が明らかとなった第4話のレビューをお届けする。(文・浜瀬将樹)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
——————-
【著者プロフィール:浜瀬将樹】
1984年生まれ。フリーランスの編集・ライター。映画、ドラマ、バラエティー番組の会見取材、俳優さんや芸人さんなどのインタビュー、ドラマや俳優さんのコラム、お笑いのライブレポートなど、エンタメ系を中心に執筆している。
冨手麻妙が「おねだり女子」を熱演
幻獣に潜入中の渡良瀬貴一(竜星)と優貴(八木)兄妹に新たなミッションが与えられた。それは、盗まれてしまった「おねだり女子」に関するプログラムを取り返すことだった。
男に直接会わず、メッセージのやりとりだけで恋愛感情を抱かせてカネを送らせるロマンス詐欺「おねだり女子」。
年間で1億5千万円の売り上げが見込めるものの、騙す方の腕も試される詐欺である。そこで白虎(黒谷友香)は、人の代わりにAIを使って何万人もの男とやりとりができるプログラムを作り、さらに儲けようとした。しかし、今回そのプログラムごと盗まれてしまったという。
プログラムを盗んだ主犯格は、まりな(冨手麻妙)という女。彼女が闇バイトで雇った実行犯と貴一が瓜二つだったため、貴一がその男のフリをして、アジトに潜入した。