トロン続編映画『Tron:Ares(原題)』ヨアヒム・ローニング監督に決定か…? 主演はジャレッド・レト
1982年に公開された映画『トロン』は、今の映像業界を席巻しているCG技術をいち早く取り入れ、新しい映像の世界を切り開いた作品。Disneyはついに第三弾である『Tron:Ares(原題)』と題した、全く新しい続編の製作に着手しているようだ。現地のメディアを参考に早速その内容に迫る。
ジャレッド・レト主演を主演に迎え、全く新しい続編へ
米Deadlineの独占報道によると、長年の延期と反発にもかかわらず、ディズニーはついに『Tron:Ares(原題)』と題した、全く新しい続編の製作に着手し、ヨアヒム・ローニグ監督がこのプロジェクトの監督として交渉中であることが明らかになったようだ。
米colliderによれば、この映画の製作は今年の8月にカナダのバンクーバーで開始される予定で、主演はジャレッド・レト、プロジェクトの脚本はジェシー・ウィグトウが担当するようだ。
主演のレトは、開発中の第3弾に出演するほか、ジャスティン・スプリンガー、ジェフリー・シルバー、エマ・ラドブルックとともに本作のプロデューサーも務め、ショーン・ベイリーと、サム・ディッカーマンが、エグゼクティブプロデューサーを担当。キャスティングやプロットなどのその他の詳細は、製作開始次第、徐々に明らかにされる予定となっている。
ローニング監督はこれまで、エスペン・サンドバーグと共同監督した『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』や、『マレフィセント』などいくつかの重要なプロジェクトでディズニーとのコラボレーションを果たしている。
今回、映画『トロン』の新作を監督するためにディズニーに復帰する可能性もあり、ファンにとって『トロン』シリーズの未来への期待が高まっている。カルト的な人気を博した映画『トロン』は、何年も待った後に、待望の続編『トロン:レガシー』を2010年に公開し、臨場感あふれる3D映像でファンを魅了した。
この映画の評判は、最初の『トロン』と比べると、そこまで良いものではなかったようだが、全世界で4億ドルを超える興行収入を記録したようだ。
今度の続編が成功すると、フランチャイズとして、新しい息吹が吹き込まれる可能性があるとファンの間では期待されている。映画『トロン』の続編の詳細は、まだまだ公開されていないものが多いが、続けてその情報を追っていく。
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