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橋本環奈“結”の告白が最高だった…朝ドラの歴史に刻まれた名シーンとは? NHK朝ドラ『おむすび』レビュー

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第34話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

四ツ木はあと一歩のところで甲子園出場ならず…。

連続テレビ小説『おむすび』第7週 第34話 ©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第7週 第34話 ©NHK

 四ツ木翔也(佐野勇斗)は、結(橋本環奈)に甲子園出場を約束すると、宣言通り福岡西高校は予選を勝ち進み、ついに決勝戦を迎える。客席には結を筆頭に、大所帯のハギャレンが声を張り上げて応援していた。しかし、もう一歩のところで相手チームに場外ホームランを打たれて、福岡西高校は優勝を逃してしまうのだった。

 一方、聖人(北村有起哉)は、神戸の福ちゃんから電話で、元々聖人が床屋を経営していた場所に空きがあるという知らせを受けて神戸に足を運ぶ。

 その翌日、結は四ツ木にどう声をかけるべきか迷っていたが、当の本人は既に気持ちを切り替え、高校卒業後は大阪の社会人野球チームに入りプロを目指すという。かつて描いた夢を叶えるためのサクセスロードマップはまた、書き換えればいいと笑うのだった。

 そして夢を叶えて改めて結に告白するというが、それが既にもう告白だと結から言われて、ようやくそのことに四ツ木が気づく。結の気持ちは?と問うと、「好きだよ、バーカ!」と叫びながら、笑顔いっぱいで自転車を漕いで去る結だった。

 四ツ木は甲子園出場を逃してしまったが、それ以上に良いものが見れた感満載の第34話。橋本環奈の「好きだよ、バーカ!」は後世に残したい名シーンだった。当然ながら、Xも大きな盛り上がりを見せている。「橋本環奈の『好きだよ、ばーか』はホント破壊力ヤバイ」「『好きだよバーカ!!』声に出して読みたい日本語」「ベタでいいじゃないですか」「振り返らないのがまたよき」「一生幸せでいてほしい」など、四ツ木と結の両思い確定演出に湧いていた。

 また番組後半、進路に迷っていた結が「栄養」の文字を見て、何かを決意したように進路希望用紙に向かう様子が映し出されていた。いよいよ栄養士を目指すターンに来ているようだ。

(文・野原まりこ)

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【了】

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