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坂東希”謎の女”がガチで怖い…役者魂を感じるほどの怪演ぶりとは? ドラマ『嘘解きレトリック』第7話考察レビュー

text by 菜本かな

鈴鹿央士&松本穂香がW主演を務めるドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)が放送中。本作は、借金まみれの貧乏探偵とウソを聞き分ける能力者の異色コンビによる、レトロモダン路地裏探偵活劇。今回は、第7話のレビューをお届けする。(文・菜本かな)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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※以下、『嘘解きレトリック』第7話のネタバレを含みます。ご注意ください。

【著者プロフィール:菜本かな】

メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。

“幽霊屋敷”で起きた事件の真相は?

『嘘解きレトリック』第7話 ©フジテレビ
『嘘解きレトリック』第7話 ©フジテレビ

「生きている人間の方が、よっぽど怖いです」

 “幽霊屋敷”で起きた事件が描かれた『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)第7話、端崎刑事(味方良介)の言葉に、大きく頷いてしまった。

 “幽霊屋敷”とは、10年前まで足立画伯が住んでいた屋敷のこと。その屋敷で殺害された足立画伯の妻の幽霊が出るといううわさがあった。そして、その妻を殺したのは、事件のあとから行方不明になっている足立画伯だと言われているのだが…。

 左右馬(鈴鹿央士)と鹿乃子(松本穂香)が通うお食事処『くら田』の店員たちによると、足立画伯はとても良い人で人殺しをするようには見えないらしい。

 それなら、一体誰が殺害したのか? また、殺していないとするなら、なぜ逃亡をしているのか? ずっと曖昧になっていた謎を、左右馬たちが解き明かしていくことになった。

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