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松下洸平”牧野”のアシストが流石…森川葵”篠谷”が見せた確かな成長とは? 『放課後カルテ』第7話考察レビュー

text by まっつ

松下洸平主演のドラマ『放課後カルテ』(日本テレビ系)が放送中。本作は、小学校に赴任した口も態度も悪い小児科医が、類稀なる観察眼で児童の異変に気付き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す保険室ヒューマンコメディ。今回は第7話のレビューをお届けする。(文・まっつ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:まっつ】

1993年、東京生まれ東京育ち。本職はスポーツウェブメディアの編集者だが、エンタメ・お笑いライターとして修行中。1週間に20本以上のラジオを聴く、生粋の深夜ラジオ好き。今一番聴くべきラジオは『霜降り明星のオールナイトニッポン』。好きなドラマは『アンナチュラル』、『いちばんすきな花』、『アンメット』。

大人でも難しい“人間関係”

『放課後カルテ』第7話©日本テレビ
『放課後カルテ』第7話©日本テレビ

 11月23日に放送された『放課後カルテ』(日本テレビ系)第7話。これまでのように小児ならではの疾患や、精神病にフォーカスが当たっていたわけではない。しかし、とても大事なことを教えてくれる重要な回となっていた。

 それが人間関係の構築方法だ。

 どういう言葉を言ったら相手を傷つけてしまうだろう、どういう振る舞いが相手のためになるだろう。いくら親が子供に人間関係の重要性を説いていたとしても、子供にとっては学校が最初に色んな人に出会える社会だ。トライアンドエラーで人との距離感や接し方を学んでいくしかない。

 そんな場所で躓いてしまっているように見えるのが6年2組のれいか(畠中一花)。

 彼女はあまりに率直な物言いをしてしまうがゆえに、周囲の人間を傷つけてしまうことがあった。言い方がきついのは確かだが、何をどう注意すればいいのかと考えると大人でも意外に難しい。牧野(松下洸平)も事実を話すことと自慢することはどう違うのかと頭を悩ませる。

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