染谷将太が突然映画館の社長に任命される!? 映画『BAUS 映画から船出した映画館』メインキャスト、本ポスター、特報映像公開
甫木元空監督最新作『BAUS 映画から船出した映画館』が2025年3月21日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開される。染谷将太、銀杏BOYZの峯田和伸、夏帆の3人がメインキャストとして出演する本作から、ティザービジュアルと特報が公開された。(文・編集部)
2014年の閉館から遡ること約90年
本作は、吉祥寺初の映画館である吉祥寺バウスシアターを守り続け、娯楽を届けた人々の道のりを描いた作品となっている。
監督を務めるのは、バンド・Bialystocksのボーカルとしても活動し、映画『はだかのゆめ』(2022)では小説も出版するなど、各界で活躍する甫木元空だ。
青森県から上京し、成り行きで吉祥寺にできた初の映画館”井の頭会館”に勤める主人公・サネオ役は染谷将太、サネオの兄・ハジメ役には、ロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸がキャスティングされた。
さらに、井の頭会館で手伝いとして働くうちにサネオと出会い、のちに妻となるハマ役を夏帆が演じる。
今回公開されたのは、映画館の舞台に腰をかけるサネオの佇まいが印象的なティザービジュアルだ。大きなスピーカーが吉祥寺バウスシアターを彷彿とさせ、”「あした」は暗闇から始まる。”と添えられたコピーとサネオの表情とが相まって、まだ見ぬ未来への希望や静かな熱狂を感じさせる内容となっている。
さらに特報映像は、井の頭会館に目を輝かせるサネオとハジメから始まり、懸命に活弁をするハジメや入り口で客を呼び込むサネオなど、映画館を中心に忙しない日々を送る様子が収められている。
【特報映像】
【作品情報】
染谷将太 峯田和伸 夏帆
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空 音楽:大友良英
エグゼクティブ・プロデューサー:本田拓夫 プロデューサー:樋口泰人 仙頭武則 関友彦 鈴木徳至
コ・プロデューサー:大野敦子 小山内照太郎 キャスティング・ディレクター:杉山麻衣 企画協力:青山真穂
撮影:米倉伸 照明:高井大樹 音響:菊池信之 録音:藤林繁 美術:布部雅人 衣装:宮本まさ江 ヘアメイク:菅原美和子
助監督:滝野弘仁 制作担当:飯塚香織 編集:長瀬万里 CG/VFXディレクター:潮杏二
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 制作プロダクション:コギトワークス 配給:コピアポア・フィルム boid
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
©本田プロモーションBAUS/boid
2024年/日本/ヨーロピアンビスタ/116分
公式サイト
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