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「役が佐野さんに寄っていってる」ドラマ『離婚後夜』監督チームが語る佐野晶哉の魅力とは? SP鼎談インタビュー

LINEマンガにて4000万PV達成の*あいら*/taskey/HykeComicによる大人気作品を原作とするドラマ『離婚後夜』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が放送中。監督を務める佐藤快磨、川和田恵真、多賀公英の3名にインタビューを敢行。作品づくりへのこだわりやキャストについて語って頂いた。(取材・文:あまのさき)

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【著者プロフィール:あまのさき】

アパレル、広告代理店、エンタメ雑誌の編集などを経験。ドラマや邦画、旅行、スポーツが好き。

同世代の3人の監督、それぞれの印象は?

ドラマ『離婚後夜』第6話(C)ABC
ドラマ『離婚後夜』第6話 ©ABC

―――お三方とも「分福」に所属されていらっしゃいますが、まずはお互いの印象からお聞かせいただけますでしょうか?

佐藤快磨(以下、佐藤)「恵真さんは過去の作品も観ていたので、どんな演出やカット割りをするのかなとすごく楽しみでした。多賀くんはあまり交流がなかったのですが、以前に撮ったミュージックビデオを観て笑えるシュールさのある作品をつくる人だと思っていました。僕もそういう演出をしたいと思っていたので、今回一緒にお仕事をしてすごく勉強になりました」

川和田恵真(以下、川和田)「そうですね、自分は事務所のなかでも特に話しやすい2人と思っていたので、一緒にものをつくっていくにはいい組み合わせだと直感的に思いました。

佐藤さんは熱い人だという印象が最初からあって、すごくリスペクトを持てるものをつくっていたので、現場で学ばせてもらいたいと思っていました。

多賀さんはとても個性的な映像をこれまでもつくっていて。ただそれだけじゃなく、一緒に話すなかで自分が支えてもらえるような瞬間が以前からあって、一緒にやれたら作品にとっていいんじゃないかと今回声をかけて、実際その通りになったと感じています」

多賀公英(以下、多賀)「僕にとって2人は分福のなかでは歳が近い存在。交流という意味では会議とかで話すくらいだったんですけど、2人とも長編を撮ってるので、以前から観させてもらっていました。

佐藤くんは等身大の作品をつくる、表現がすごく上手い人という印象でした。事務所のなかでもムードメーカー的な存在で、恵真さんは会議での発言がすごく的確で、自分もこうやって意見が言えるようになりたいと思っていたので、2人から誘われたときはすごくうれしかったです」

―――経緯としては、佐藤さんと川和田さんが最初に監督をすることが決まっていて、もう1人声をかけよう、ということになったんですか?

佐藤「そうですね、多賀くんにすごく興味があったので」

多賀「確かに、分福内でも謎の立ち位置なので(笑)」

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