「田中圭さんに演じてほしい」エルフ・はるが愛する実写化してほしい漫画(3)犯罪者VSサイコパス警官がアツい
各界で活躍する著名人に「人生に影響を与えた映画」をセレクトしてもらい、その魅力を語ってもらうインタビュー企画の変化球版。今回は、漫画大好きな女性お笑いコンビ・エルフの、はるさんに「実写映画化してほしい漫画」について5本挙げていただいた。思わぬ方向に脱線する、はるさんのトークに笑っていただきたい。(文・ZAKKY)
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胸糞犯罪者VSサイコパス殺人警察官
『ブルータル 殺人警察官の告白』(コアミックス 2019~)
ーーーこちらの作品ですが、『トレース 科捜研法医研究員の追想』(コアミックス)(2016〜2023)のスピンオフ作品で、本編は錦戸亮さん主演でテレビドラマ化されていますね。
「ええ。なので、まだ実写化されていないこちらの作品をということもあるのですが、そもそも私は、このスピンオフ作の方から読み始めたんですよね。こっちから読んでも、内容は理解できる作品です。あ、スピンオフって知らん人も、未だに多いかもしれないくらいちゃうかな。それこそ、ネット上の広告で回ってきて、面白そうだなと思って読んだら、ハマって。絵も綺麗やし。
主人公の壇浩輝(だん ひろき)は、もう、田中圭さんに演じてほしいって決めてるんですよ~(笑)。なんか、お茶目な一面もありつつ、犯罪者に対しては残虐なお仕置きをする感じが、田中さんに似合いやすそう、思っちゃいました。
前のめりで紹介するような、明るい作品ではないんですけどね。怖すぎるけど、壇さんなりの正義というか、悪いやつは、絶対に許さないという考え方がとても好きで。
で、最後はなんかスッキリさせてくれて、爽快な感じも読後感がよくて。現実的な凄惨な事件と、壇さんによる非現実的な復讐描写のマッチングがめちゃくちゃたまりませんね。
ーーー特に好きなシーンは、ありますか?
「ホームレスの方がヤンキー3人に殺される話と、子供を殺して、親に宅配便で送りつける異常者の話ですかね。このエピソードは本当に胸クソ悪くて…。でも、そいつらを壇さんが容赦なく抹殺するんですよ。
で、彼らが『助けてくれ!』みたいに怯えて命乞いしている表情に 対して、壇さんは「いいですね、その顔」とか言いながら笑顔を見せるんです。その対比がたまらなくて。イカれてるなって思う反面、どこか美しいんです、壇さんは。田中圭さんに、合うと思いません(笑)?
ーーー確かに! ああ、イメージできます!
「田中圭さん、いつか、お願いいたします(笑)」
(取材・文/ZAKKY)
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