笑顔の明るさと表情がぴったり
麗日お茶子(うららか おちゃこ)
演じるなら、この人!
~上白石萌歌~
ヒロアカのヒロインと言えばこの人、麗日お茶子だ。
元々は爆豪が蔑称として呼んでいた”デク”を「『頑張れ!』って感じでなんか好きだ」とポジティブに変換し、初登場時からデクにとって、パワーをくれる大切な存在である。
麗日自身は、人を喜ぶ顔を見るのが好きな明るい女の子。ヒーローになりたいという夢と同時に、お金を稼いで両親に楽をさせてあげたい、という思いを持ち、雄英高校に入学。やがて「『みんな』を笑顔にするヒーロー」を目指すようになる。
彼女自身も戦いの中で成長し、ときに苦悩も抱えるが、それでも真っすぐな性格は作品で皆を照らす光となっている。
キュートさと強さを併せ持つヒロイン・麗日には、上白石萌歌を推したい。個人的に、表情の雰囲気がとても似ている気がするのだが…。
ポイントは笑顔の明るさ。それでいて、受け身であるだけではなく、「ヒーロー」として自ら困っている人を助けに行こうとする芯の強さも持ち合わせていなければならない。
その強さは『金田一少年の事件簿』(2022、日本テレビ系)で演じたヒロイン・七瀬美雪と少し通ずる部分もあるように思える。どこか頼りないところもあるヒーローの精神的支柱となる力強さが上白石からは感じられる。