禁断の四角関係
『はじめて恋をした日に読む話』(2019)
原作:持田あき『初めて恋をした日に読む話』
脚本:吉澤智子
演出:福田亮介、吉田健、坂本栄隆
出演:深田恭子、永山絢斗、横浜流星、中村倫也、髙橋洋、真凛、浜中文一、吉川愛、永田崇人、堀家一希、櫻井圭佑、若林拓也、加藤小夏、黒崎レイナ、石丸謙二郎、鶴見辰吾、安達祐実、皆川猿時、生瀬勝久、檀ふみ
【作品内容】
かつては東大を目指していたものの、今はしがない塾講師として働く春見順子(深田恭子)の前に、超不良の高校生・由利匡平(横浜流星)が現れる。
人生に目標がなかった由利だが、春見との出会いをきっかけに、東大を目指して本気で勉強を始める。次第に春見に惹かれていく由利。さらに、春見の幼なじみの八雲雅志(永山絢斗)や元ヤンの高校教師・山下一真(中村倫也)も加わり、四角関係に発展していく…!
【注目ポイント】
深田演じる春見の恋に鈍感でポンコツだけど一生懸命な様子もとてもかわいらしかったが、やはり特筆すべきは本作が出世作となった横浜だろう。白い肌に映えるピンクの髪というビジュアルもさることながら、不器用に春見への思いを表現する由利の姿に悶絶する視聴者が続出した。
また、大人の色気をたたえた中村演じる山下や、真面目さが信頼できる永山演じる八雲など、異なるタイプの“イケメン”を堪能できるのも本作の魅力だ。
(文・平良真咲)
【関連記事】
最も視聴者を夢中にさせた恋愛ドラマは? 伝説の傑作5選。珠玉のセリフが胸に刺さる…後世に語り継がれる作品をセレクト
絶望感がスゴい…もっとも憂鬱な日本の恋愛映画は? ビターな名作5選。恋愛のシビアな側面に光を当てた作品をセレクト
「イタすぎる女たち…」”こじらせ女子”の恋愛をテーマにした日本映画5選。リアルな描写に胸がえぐられる恋愛映画をセレクト
【了】