感情的にさせずに聞かせる力
影山優佳(演・倉吉由芽)
次はバイリンガルの帰国子女・倉吉由芽を演じた影山優佳。4話では、アメリカで育った彼女が御上から「原爆投下についてどう教わった?」と問われ、アメリカの教科書が示している見解(本土決戦を避けるため原爆投下は必要だった)を踏まえつつ、「日本はもっと早く戦争をやめるべきだったし、アメリカは原爆を落とすべきではなかった」と自分の意見を明らかにする。
生徒同様に筆者も緊張感を覚えたこのシーンで影山は、感情的になるのを抑え、問いかけるような話し方によって、視聴者を引き込んでみせた。このシーンで影山は1分以上もノーカットでセリフを発していたが、どんどん倉吉の言葉に引き込まれ、視線を釘付けにさせる影山の“吸引力”にも驚かされた。