父親に負けない絡み方?

窪塚愛流(演・次元賢太)

『御上先生』第4話 ©TBS
『御上先生』第4話 ©TBS

 次元賢太役の窪塚愛流にも期待したくなる。大人しいしっかり者が多い3年2組の中で、次元は明るく誰とでも積極的に絡むムードメーカー。神崎をはじめと、いろいろな登場人物と絡み、次元自身だけではなく共演者から高校生らしさを引き出しているように見受けられた。

 また、その絡み方も“ダル絡み”にはならない丁度良さがあり、見ていて楽しめた。「相手が嫌がらない絶妙なラインを見極めながら関わっているのかな?」と思わせるコミュニケーション術は、ただのお調子者ではなく名門・隣徳学院に通う優秀な生徒の1人であることを感じさせた。

『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)をはじめ、独特なキャラを多く演じてきた父・洋介が息子の演技スタイルに与えた影響は大きいのかもしれない。一方で、どこか他者を寄せ付けない雰囲気を放つ役を演じる機会が多い洋介とは異なり、次元という親しみやすい役どころを見事に演じ切ったことを鑑みると、愛流には父親とは重なる部分がありながらも別の魅力があるように思える。

 “窪塚洋介二世”ではなく、俳優・窪塚愛流としての今後のキャリアから目が離せない。

1 2 3 4 5
error: Content is protected !!