史上最高のラブコメ映画は? 幸せな気分になれる名作5選。笑えてホッコリする…老若男女に愛される金字塔をセレクト

text by 小室新一

時に人生を変えてしまうのが恋であり、愛である…。カッコ悪くて滑稽で、苦しくてもなぜか止められない。しかしそれが面白い。恋愛映画は誰かの人生の一番面白い瞬間を切り取った指南書だ。そこで今回は、史上最高のラブコメ洋画を5本セレクトしてご紹介する。(文・小室新一)

——————————

【著者プロフィール:小室新一】

埼玉県出身。映画や旅行、建築などのジャンルで主に執筆活動をしているライター。学生時代から演劇の道へ進み、映画や舞台などに出演。現在は、映画の魅力を多くの人に届ける活動をしている。特に好きなジャンルは、SFアクションやミステリー作品。”今日は残りの人生、最初の日”をモットーに、素直な感情を執筆。

下ネタとロマンスが融合したラブコメの金字塔

『メリーに首ったけ』(1998)

キャメロン・ディアス
キャメロン・ディアス【Getty Images】

監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
脚本:エド・デクター、ジョン・J・ストラウス、ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
原案:エド・デクター、ジョン・J・ストラウス
出演:キャメロン・ディアス、マット・ディロン、ベン・スティラー

【作品内容】

 さえない学生時代のテッド(ベン・スティラー)は、ひょんなことから学園のマドンナ的存在であるメリー(キャメロン・ディアス)からプロムへの招待を受ける。しかし、失態を犯してしまい、行けなくなってしまったのだった。

 13年たった今もテッドはメリーに思いを寄せていた。彼は探偵を雇って、今の彼女を探してもらう…。

【注目ポイント】

 監督は『愛しのローズマリー』(2001)など多くのコメディ映画を世に放っているファレリー兄弟。出演は、本作を皮切りにブレイクしたキャメロン・ディアスがメリーを、『ナイトミュージアム』(2006)のベン・スティラーがテッドを、『アウトサイダー』(1983)のマット・ディロンが探偵のヒーリーを演じている。

 ファレリー兄弟が作るコメディは下ネタ満載であり、本作は映倫R15+指定となっている。ドギツイ下ネタを含んだ内容ではあるが、自然と笑える作りになっている。

 中でも、テッドの精液を、メリーがヘアジェルと勘違いするシーンは印象的である。公開当時、アメリカで“ヘアジェル”という言葉が流行ったほどだ。

 劇中、幾人もの男から熱烈な視線を向けられるメリーを演じた当時27歳のキャメロン・ディアスはなんとも美しい。彼女のキュートな演技の魅力は筆舌にしがたく、本作で幅広い層の観客を魅了し、世界的ブレイクの足掛かりとなった。

1 2 3 4 5
error: Content is protected !!