兄弟のような関係にドキドキが止まらない
『夕暮れに、手をつなぐ』(2023、TBS系)
脚本:北川悦吏子
キャスト:広瀬すず、永瀬廉、田辺桃子、黒羽麻璃央、伊原六花、川上洋平、内田理央、櫻井海音、増田貴久、松本若菜、茅島成美、酒向芳、松雪泰子、遠藤憲一、夏木マリ
【注目ポイント】
“ラブストーリーの名手”として知られる北川悦吏子が脚本を担当した『夕暮れに、手をつなぐ』。北川作品に登場する男性キャラは、だいたい低体温で、自由奔放なヒロインに振り回されているイメージがあるが、音(永瀬廉)はその代表といっても過言ではない。最初は、生きる希望を失っているように見えたのに、田舎育ちのおてんば娘・空豆(広瀬すず)の影響を受けて、どんどん明るさを取り戻していった。
空豆と音は、たとえるならば兄妹のような関係性。口喧嘩は当たり前で、本気でお手玉を投げ合うことだってある。そのため、お互いとっくに恋に落ちていたのに、なかなか一歩踏み出せずにいた。だからこそ、最終回のキスシーンは、見ているこちらもちょっぴり照れ臭さがあったが、「やっと恋人になれた!」という気がして嬉しかった。
1回目は、音が「好きだよ。俺と付き合って」と告白をしたあとのキス。そして、2回目は空豆が音に飛びつき、抱っこをしたままのキス。とくに、最後の空豆が「もう1回!」とおねだりをしてからのキスは、キュンキュンが止まらなかった。