生涯19回もアカデミー賞の司会を務めた
キング・オブ・MC
第1位 ボブ・ホープ
ボブ・ホープは1940年から1978年までの間に19回も司会を務め、そのコミカルな司会スタイルがアカデミー賞の代名詞となり、アカデミー賞50周年のときに最後のプレゼンターも務めた名司会者だ。
20世紀のアメリカを代表するコメディアンの一人であり、ビング・クロスビーと競演した、喜劇「珍道中シリーズ」は世界中にファンを持つ代表作だ。司会者としての彼の魅力は、コメディアン特有の含蓄の富んだユーモラスな語り口。時折見せるお茶目な一発芸にも定評があった。
2003年に100歳の誕生日を迎え、その2ヶ月後に他界。2004年の第76回アカデミー賞授賞式で、俳優トム・ハンクスがボブ・ホープの功績を讃えた。
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