勝負に負けた『ロッキー』の妻の表情に注目

タリア・シャイアVSフェイ・ダナウェイ

左タリア・シャイア(1977年)、右フェイ・ダナウェイ(1977年)【Getty Images】

【1977年第49回アカデミー賞/主演女優賞】
勝者:フェイ・ダナウェイ(『ネットワーク』)
敗者:タリア・シャイア(『ロッキー』)

第49回アカデミー賞では、テレビを風刺した映画『ネットワーク』に出演したフェイ・ダナウェイが、主演女優賞受賞を果たした。

ダナウェイに敗れたのは、ボクシング映画の不朽の名作『ロッキー』で、シルベスター・スタローン演じる主人公の妻・エイドリアンを演じたタリア・シャイア。他にも、映画『鏡の中の女』でノミネートされていたリブ・ウルマンは、プレゼンターからダナウェイの名が呼ばれると、なんだか少し不愉快そうな表情をしているのが伺える。

それもそのはず、実はシャイアは、この2年前に映画『ゴッドファーザーPART2』のコニー・コルレオーネ役で、助演女優賞にノミネートしたものの、惜しくも受賞を逃していたのだった。リベンジ失敗があまりにもショックだったのか、カメラで抜かれているにもかかわらず、悔しそうな表情を露骨に出して見せた。

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