アラバスタ王国の王女

ネフェルタリ・ビビ

演じるならこの人
〜清原果耶〜

　砂漠の国「アラバスタ王国」の王女、ネフェルタリ・ビビ。王女という立場でありながら、自ら犯罪組織バロック・ワークスに潜入するなど、その責任感は誰よりも強く、麦わらの一味と行動を共にするようになってからも、数々の島を冒険しながら新世界編でもたびたび再登場しており、ワンピースという物語の中でも重要な人物として鍵を握っているビビ。

　そんな重要な役を演じられる女優は数少ないが、その1人が清原果耶だろう。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』（2021）では、震災の経験での無力感から苦悩を抱えながらも、懸命に自分にできることを模索し続けるヒロイン永浦百音を、さらに今年公開の映画『片思い世界』ではヒロインのうちの1人阿澄さくらなど、一筋縄ではいかない難しい役柄も見事に演じてきた。

　清原果耶ならば、国民のために悩み、それでも前に進み続けるビビという役もしっかりと演じてくれることだろう。現在のビビも楽しみだが、ミス・ウェンズデー時の清原果耶のテンションも、ぜひ見たい。