90年代を風靡したイケメン俳優

柏原崇

　若手俳優の登竜門とも言える「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、華々しく芸能界デビューを飾った柏原崇。

　俳優デビュー後は、岩井俊二が監督を務めた中山美穂主演の名作『Love Letter』（1995年）に出演し、第19回日本アカデミー賞新人俳優賞、第10回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。長瀬智也、酒井美紀が主演を務めたテレビドラマ『白線流し』では、不器用な優等生・長谷部優介役を演じて90年代を代表する俳優の1人となった。

　数多くのドラマや映画で引っ張りだことなったが、2004年に傷害事件を起こして芸能活動を自粛。徐々に露出は減っていた。現在は女優・内田有紀のパートナー兼マネージャーとして活躍している。

　しかし、裏方に回った今でも整ったビジュアルは健在。彼の復帰を待ち望むファンの声も多い。