アクションもできるヒロイン
毛利蘭
演じるならこの人!
~髙石あかり~
工藤新一の幼馴染みで恋人でもあり、作中でも随一の戦闘能力を誇る毛利蘭。ラブシーンとアクションシーンのバランス、これが毛利蘭を演じられるかの最大の焦点になってくるのだが、現・若手女優界においてその2つを完璧なバランスで兼ね備えているのが、髙石あかりだ。
「ラブ」要素については全く問題がない。2023年にはドラマ『墜落JKと廃人教師』(毎日放送、2023)で極度のネガティブ思考の女子高生・落合扇言を演じ、HiHi Jets橋本涼と見事な恋愛模様を繰り広げていた。さらに最近では、手塚治虫の名作漫画『アポロの歌』(毎日放送、2025)の実写ドラマでtimelesz佐藤勝利とW主演を務め上げ、難解なストーリーを見事に演じあげていた。
そして肝心の「アクション」要素だが「髙石あかりの出世作といえば?」で最も多く挙げられるのが、映画『ベイビーわるきゅーれ』(2021~)シリーズの主人公の女子高生殺し屋・杉本ちさとだ。
あのしなやかさと激しさを兼ね備えた異次元の動き、あれはまさに毛利蘭そのもの。犯人に捕まるどころか、逆にボコボコに返り討ちにしてしまう髙石あかりを見たくて仕方がない。