実はバチバチの不仲…“共演NG”の俳優たちは? 犬猿の仲5選。仲が悪かった…一触即発の噂のある俳優たち

text by 編集部

ハリウッドの華やかな舞台の裏側には、時に“絶対に共演しない”とまで言われる深刻な人間関係のもつれが存在する。本稿では、スクリーン上の演技とは裏腹に、激しい口論や価値観の衝突、時には法廷闘争にまで発展したスターたちの「共演NGエピソード」を紹介する。人気俳優たちの知られざる舞台裏から、映画制作の現実と人間模様を垣間見てみよう。(文・編集部)

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「老いぼれ vs 生意気」?──噂と真相が交差した撮影現場

ハリソン・フォード×ジョシュ・ハートネット

映画『ハリウッド的殺人事件』
ハリソン・フォード × ジョシュ・ハートネット

 2004年公開のアクションコメディ映画『ハリウッド的殺人事件』で共演したハリソン・フォードとジョシュ・ハートネット。当時、2人の“不仲説”がさまざまなメディアで取り沙汰されたことをご存じだろうか。

 本作は、ベテラン刑事ジョー(フォード)と、俳優志望の新米刑事コールデン(ハートネット)がバディを組み、ラップグループのメンバー殺害事件の捜査に奔走するという物語。世代も価値観も異なる2人の凸凹コンビが、事件と共に衝突しながらも絆を深めていく様子が描かれている。

 ところが撮影中、フォードとハートネットは「目を合わせることすらなかった」とされ、現場では辛辣な言葉を交わす姿も目撃されていたという。一部報道では、フォードが若手であるハートネットの態度を「生意気」と感じ、一方のハートネットはフォードを「老いぼれ」と評したとまで伝えられた。

 しかし、2023年に行われたインタビューの中で、ハートネットは当時の“不仲説”を明確に否定。フォードとは脚本についての意見の食い違いがあったものの、個人的な関係は良好だったと語っている。報道内容は、メディアが2人のやり取りをセンセーショナルに切り取った結果、大きく誇張されてしまったのだという。

 さらにハートネットは、当時フォードから冗談交じりに頻繁にからかわれていたことも明かし、それに対する“軽いノリ”で返した発言が、結果として誤解を招いてしまったと振り返っている。

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