熱狂的な支持を集める傑作
4位:『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』(2023)
第4位を獲得したのは、第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』(2023)。
ホエールウォッチングをするため八丈島を訪れたコナンたちは、ユーロポールの職員が黒づくめの組織・ジンに殺害されたという情報を得る。そこでコナンは、事件の真相を追うため海洋施設「パシフィック・ブイ」潜入。そこに同乗していた黒の組織が「老若認証」システムで、逃走中に死んだと思われた“シェリー”・灰原哀を見つけ、拉致する。
灰原哀フリークにとっては、これ以上ない神作との呼び声高い本作。長年描かれ続けてきた黒の組織との確執と、灰原哀を物語の中心に据えた構成は言わずもがな、コ哀厨(コナンと灰原のカップリングを応援するファン)歓喜のクライマックスはもはや伝説となっている。
「灰原哀が好きなのでこの作品が大好きです」
「黒の組織のお話が好きなので」
「灰原推しにはたまらない作品。黒の組織との鬼気迫るシーンはもちろん、コナンとの関係性、それぞれの心理描写もとても丁寧に描かれているのが素晴らしいと思います!!」
「黒ずくめの組織とのバトルが面白かった。哀ちゃんを助けるためにコナン君が奮闘する姿が格好よかった!」
このように、熱狂的な支持を集めた本作は、歴代のコナン映画興行収入ランキングでは2位の139億円を記録している。