劇場版第1作目の風格
1位:『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997)
栄えある1位に輝いたのは、劇場版第1作『時計じかけの摩天楼』(1997)。
工藤新一宛に届いたパーティの招待状。コナンは代理として、蘭・小五郎とともに世界的に有名な建築家・森谷教授の邸宅を訪れる。その後、プラスティック爆弾用の特殊火薬が大量に盗まれ、相次いで放火事件が発生。さらに犯人を名乗る男から新一宛に犯行予告電話が入り、コナンは現場へと駆け付けるも、犯人から次の爆破予告が伝えられる…。
今となっては劇場版のお約束とも言われる「爆発」がさっそく登場した本作。爆弾魔を追うハイスピードな展開と、一か八かのクライマックスには何度見ても手に汗握る。
ファンからはこんな声が寄せられた。
「なんといっても劇場版1作めで、衝撃的・印象的」
「最初に観たワクワク感が忘れられない」
「蘭と新一の関係性が丁寧に描かれており、愛の力による事件解決など、ストーリーのバランスが良い」
シリーズ1作目ともあり、まだ登場人物がそれほど多くなく、蘭と新一の逢いたいのに逢えない、もどかしい関係性もロマンチックで懐かしい。子どもの頃に劇場で観た記憶が特別な思い出となっているファンも多い。納得の結果と言えるだろう。
(文・編集部)
【関連記事】
・250人以上に聞いた! もっとも好きな『名探偵コナン』映画ランキング6~10位。全28作中トップ10入りを果たしたのは?
・映画『名探偵コナン』大ヒットの背景は? ブームの火付け役となった宿敵・“黒の組織”との因縁を歴代劇場版から徹底解説&考察
・もし『名探偵コナン』が実写化されたら? ガチで妄想キャスティング。”令和版”工藤新一、怪盗キッドを演じて欲しい役者は?
【了】