本能と知性を併せ持つ“生き残りの鬼狩り”

不死川実弥

『鬼滅の刃』不死川実弥
ufotable公式Instagramより

【注目ポイント】

 風の呼吸を使う風柱である不死川実弥。人一倍、鬼を憎んでおり、怒りを戦いの原動力にしている。鬼を酔わすことができる特殊な血「稀血」であり、その血を利用して鬼たちと戦っている。

 卓越したスピードは柱で2番目に素早く、相手の意表を突くような型破りな戦い方が特徴的。アクロバットが得意で、俊敏で軽快な身のこなしをして喧嘩殺法を得意とする。生まれつきのポテンシャルと戦闘経験の豊富さから臨機応変に立ち振る舞っている。

 玄弥の日輪刀を使用したり、南蛮銃や火炎瓶を使ったりと、武器にこだわらず、自分の日輪刀以外にも近くの武器を活用する。情報処理能力も高く、戦闘の中で瞬時に味方の能力を理解したり、赫刀になる方法を編み出した。また、打たれ強さも特徴で、通常の隊士がすぐに死んでしまうような攻撃でも耐えられる。

 上弦の壱・黒死牟との戦いで、月の呼吸の攻撃を喰らっても、すぐに反撃に出ていた。黒死牟は、不死川実弥のことを柱の中で上位の実力者と認めている。多くの犠牲を出した鬼舞辻無惨との戦いで最後まで生き残った数少ないキャラクター。生命力の高さは作中でトップクラスだ。

(文・小室新一)

【著者プロフィール:小室新一】

埼玉県出身。映画や旅行、建築などのジャンルで主に執筆活動をしているライター。学生時代から演劇の道へ進み、映画や舞台などに出演。現在は、映画の魅力を多くの人に届ける活動をしている。特に好きなジャンルは、SFアクションやミステリー作品。“今日は残りの人生、最初の日”をモットーに、素直な感情を執筆。

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【了】

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