もし名作映画がゲーム化されたら…? ゲームにリメイクしたら絶対に面白い作品5選。プレイ内容を妄想…個性豊かな作品を厳選
映画『スーパーマリオブラザーズ・ムービー』やTVシリーズ『ラスト・オブ・アス』の大ヒットをはじめ、近年ではビデオゲームの大ヒット映画化やTVドラマ化が急増している。今回はその真逆。映画作品の中からゲーム化すれば大ヒットする可能性の高い5つの映画作品を米Movie webを元にご紹介していく。
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ノーラン監督はゲーム化を計画!?
重層的な夢を探検する物語
『インセプション』(2010年)
製作国:アメリカ、イギリス
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット
【作品内容】
他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。
そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。それは、コブが得意とするアイデアの盗み出しではなく、ターゲットの潜在意識にアイデアを植えつける「インセプション」というものだった。
コブは任務の危険性を理解しながらも、それが最後の仕事と引き受け、屈指のスペシャリストたちと共に夢への潜入を図る。
【注目ポイント】
クリストファー・ノーラン監督の壮大なSF大作『インセプション』。「夢の中の夢」に飛び込み、人の潜在意識に侵入し、アイデアを盗みだす。何層にも重なる重層的な夢、心揺さぶる主人公の背景ストーリーなど、その唯一無二の複雑なコンセプトから、ユニークなゲームが誕生することは間違いない。
プレイヤーは、映画の舞台ともなった「ロサンゼルス」や、「雪山」、「ホテル」、「虚無」などの様々な夢の世界を探検し、複雑な夢のロジックを解きながら物語を進めていく。銃撃戦や、追っ手からの逃走、夢から覚めるための「キック」など、目的を完了するための謎解き要素が満載だ。
夢の構築・設計を担当する「設計士」、様々な人物に姿を変えることのできる「偽造師」、夢の第3階層に潜る際に強い鎮静剤を扱う「調合師」などのキャラクターの操作も可能になることが考えられる。
そうなれば必要に応じ、インセプションを成功させるため、それぞれのキャラを使い分けるという画期的で興奮する内容になるだろう。
米IndieWireによると、ノーラン監督自身、映画『インセプション』をゲーム化することに大きな関心があり、かつて本作をゲーム化する計画を立てていたそうだ。
その計画が現在どうなっているのか不明だが、ぜひ実現させてほしいものだ。