ホーム » 投稿 » コラム » 日本映画 » もし『呪術廻戦』が実写化されたら…? ガチで妄想キャスティング。虎杖悠仁や五条悟、伏黒恵を演じるのにふさわしい役者は? » Page 2

無愛想なツンツンイケメン

伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)

演じるなら、この人!
〜横浜流星〜

横浜流星【Getty Images】
横浜流星Getty Images

主人公の相棒として、贅沢なキャスティング。

作中屈指のイケメンキャラであり、虎杖悠仁とのツーショットは、身長差もほぼ原作通りであり、とても映えるし、話題になるのではないだろうか。

伏黒恵は、物語冒頭で「宿儺」に憑りつかれた虎杖悠仁と、最初に対決する人物である。

「手で作った影絵を実体化させる形で、式神を呼び出す」という術式の使い手なので、空手の世界チャンピオンに輝いたことのある横浜が得意とする派手なアクションシーンがさほどあるわけではないが、逆にそれが新鮮に映り、横浜流星の役者としての新たな魅力を引き出すのではないか。そう思い、キャスティングをした。

また、頭のいい冷静新着な参謀的人物でもあるので、横浜がこれまで演じてきたキャラクターとは、また一味違い、そちらの方面でも新境地を切り開けるのではないかと、プロデューサー気分に拍車がかかる次第だ。

さらに、「俺は不平等に人を助ける」をはじめ、伏黒恵は名言製造キャラでもある。不条理がまかり通るこの世の中において、自分が「善人」と思う人間は一人でも救いたいという信念を貫いており、そのような数々の名言を横浜流星にぜひ言い放ってほしい。

いずれにせよ、伏黒恵は主人公より先に人気が出た最初のキャラである。「おいしいところを持ってゆく感」は、素晴らしい助演ぶりをみせた映画『流浪の月』(2022)でみせた圧巻の芝居が記憶に新しい、横浜流星のイメージにピッタリではないだろうか。

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