『アバター』シリーズの20世紀スタジオが贈るSFサイコスリラー
『誰も助けてくれない』(2023)
上映時間:93分
原題:No One Will Save You
製作国:アメリカ合衆国
監督:ブライアン・ダフィールド
脚本:ブライアン・ダフィールド
出演:ケイトリン・デヴァー、ジンジャー・クレスマン、ザック・デュハム、ジェラルディン・シンガ
【作品内容】
一人、孤独な生活を送る少女ブリン。彼女は亡くなってしまった自身の母親の家の中で一人寂しく暮らしている。ブリンは腕の良いアーティストでもあり、家の中では手作りの服を作りネットで販売したり、空いた時間にジオラマ制作を行っていた。
しかしある日、そんなブリンの家にエイリアンが侵入する。エイリアンはブリンに興味を持ち、UFOに連れて行き、彼女の過去は明らかにされる..。
【注目ポイント】
人気ドラマ『メンタリスト』(2008〜)や、映画『J・エドガー』(2011)に出演する、女優ケイトリン・デヴァーが、家に侵入したエイリアンと対決する主人公の少女ブリンを、事実上セリフなしで演じる。
「家宅侵入」というホラー要素を、SFで多々登場するエイリアンの存在とミックスさせた、2023年最高のSF映画の一本だ。
映画『サイン』(2002)や、映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956)、映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2013)などの歴代人気SFホラー作品からのインスピレーションを受ける本作は、映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)のギレルモ・デル・トロ監督や、映画『IT/イット』の原作者スティーヴン・キングからも太鼓判を押される話題作。
現在、ディズニープラスで絶賛配信中。ぜひ心して観てみてほしい。きっとSF映画の新風を感じられるはず。