これより怖いヤツいる!? 最恐ビジュ「ヴァラク」
『死霊館のシスター 呪いの秘密』(2023)
上映時間:110分
原題:The Nun II
製作国:アメリカ
監督:マイケル・チャベス
脚本:イアン・ゴールドバーグ、リチャード・ナイン、アケラ・クーパー
出演:タイッサ・ファーミガ、ジョナス・ブロゲ、ストーム・リード、アナ・ポップウェル、ケイトリン・ローズ・ダウニー、ボニー、アーロンズ
【作品内容】
実際の心霊現象をベースに描いた人気ホラー「死霊館」や、同作から誕生した「アナベル」シリーズなどを含めた「死霊館ユニバース」に連なる一作であり、シリーズの始まりの物語を描いた「死霊館のシスター」の続編で、前作『死霊館のシスター』でもお馴染みの悪魔ヴァラクが登場する。
1956年、フランスで起こった神父殺人事件が発生する。特殊な能力を持つシスターのアイリーンは、教会の要請を受けて事件の調査に乗り出す。人々を救うため自らの命をかえりみずに祈りをささげるアイリーンは、ついに悪の元凶である恐怖のシスターであるヴァラクと対峙するが、ヴァラクの力はあまりにも巨大だった。
ヴァラクの繰り出す様々な恐怖や幻覚に立ち向かいながら、ついにアイリーンはある決断を下すが・・・。
【注目ポイント】
本作を象徴する最恐のシスターである悪魔ヴァラクは、死霊館シリーズ元凶の悪魔とも呼ばれており、その圧倒的な存在感とパワーで人々を恐怖に陥れる存在だ。
他の悪魔や幽霊を使役するだけではなく、神の力を宿した聖遺物でないと倒せないなど、ヴァラクの強さはとどまることを知らない。そんなヴァラクの特徴として、修道女と悪魔というアンバランスさが挙げられる。
神に使える聖なる存在である修道女、そして神とは相反する邪悪な存在である悪魔、相反する存在が同居するサマがヴァラクの最大の特徴であり、また同時に魅力でもある。
またヴァラクと言えば、闇夜に浮かぶ黄色い目も特徴的だ。ヴァラクの目に見つめられた者は、あまりの恐怖に動けなくなってしまうだろう。
ヴァラクの仮装をすれば、ハロウィンの夜を悪魔のような恐怖に染め上げることが出来る…かもしれない。