3.「やってみるじゃない。やるかやらないかじゃ(Do… or Do Not. There Is No Try)」
ヨーダ 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
生ける伝説と称されるジェダイ・マスター「ヨーダ」。ダース・ベイダーやR2-D2と並び『スター・ウォーズ』のシンボル的キャラクターである。1メートルに満たない背丈でありながら、ジェダイ史上屈指の戦闘力を誇り、フォースを操る技術は歴代最高の呼び声も。そんなヨーダだが、最も優れている部分は、天性の知性と経験に基づいた「言葉の力」で、仲間を勇気づける点ではないだろうか。
シリーズ史上最も人気のある作品である『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』において、主人公・ルークはR2-D2と共に、ジェダイ・マスターのヨーダがいる惑星ダゴバへ向かう。
惑星ダゴバでは、ヨーダがルーク・スカイウォーカーの師となり、ジェダイの戦士として独り立ちさせるためにフォースの訓練を行うが、ルークは訓練が遅々として進まないことに落胆し焦りを感じ始める。
そんなルークに対し、ヨーダは「Xウィング」という戦闘機をフォースの力のみで持ち上げてみろと命じる。この時にルークは「やってみる」と返事をする。それに対して、ヨーダは呆れ「やってみるじゃない。やるかやらないかじゃ」と発言する。
このセリフは、物事を達成するには善意だけでなく、決意と強い意思も必要であるということを力強く思い出させてくれる。目標を達成するには、ひたむきで、どんなことでも進んでやる。そんなことを観客に思い起こさせてくれる名台詞となった。