2.「私がお前の父親だ(I Am Your Father)」
ダースベイダー『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
こちらもシリーズ最高作として名高い『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で登場するセリフ。
惑星ベスピンのクラウド・シティにて、ダース・ベイダーとルーク・スカイウォーカーは初めてライトセーバーを交わらせる。その最中にダース・ベイダーはその後の映画作品に多大な影響を及ぼす、エポックメーキングなセリフを言い放つ。
ダース・ベイダーは、ライトセーバーでルークの腕を容赦なく切り落とし、「お前は自らの価値に気づいておらん」、「わしがお前を訓練してやる」と迫る。その後「私がお前の父親だ」とルークに告白するのだ。
この予想外な言葉を聞き、ルークは怯え「嘘だ!」と叫び声を挙げる。ルークにとってダース・ベイダーはそれまで父親の仇で倒すべき敵であった。そんな男が実は本当の父親であったことが明らかにされるのだ。とても正気を保てはしないだろう。
このセリフはルークのみならず、観客にも衝撃を与え、『スター・ウォーズ 』という作品の代名詞となるフレーズとなった。