1.「フォースと共にあらんことを(May the Force Be With You)」
ジャン・ドドンナ『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
フォースには正義を行う「ライトサイド」。己の欲求を満たすのに、怒りや憎しみによって引き出される「ダークサイド」の2つが存在する。そんなフォースと共に戦いに出陣する者に向けられるこのシンプルな台詞は、スター・ウォーズの本質を捉えたものである。
長年にわたり多くの登場人物がこの台詞を口にする。特に、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』において、フォースの力を疑っていたハン・ソロが、ルークに向けて発するシーンは有名だ。
しかし「スター・ウォーズ」シリーズで初めてこの名台詞を口にするのは、ハン・ソロではなく、実は反乱軍のジャン・ドドンナ(アレックス・マクリンドル)である。
レイアから帝国の新型超兵器デス・スターの弱点を知ることのできる、設計図を受け取ったドドンナは、デス・スターに突入するパイロット達にその計画を説明するのだが、説明の最後に「では出撃だ。フォースと共にあらんことを」 という有名なセリフで締めくくるのだ。
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