11.「私が思うに、経験に勝るものは何もない(In My Book, Experience Outranks Everything)」
キャプテン・レックス『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』
このセリフは2008年に公開された3DCGによるスピンオフ『クローン・ウォーズ』にて登場するキャプテン・レックスの台詞。
アソーカ・タノはレックスに対し、自分がジェダイの厳しい訓練を受けたパダワンであるという理由で「あなたがキャプテンなら、ジェダイの私の方が上官になるはずよね?」と、自分が格上であることを主張する。
それに対し、レックスは、出自や肩書よりも、実際の戦場での経験の方がより重要だと彼女に伝えようとする。この緊迫したやり取りから、シリーズを通して素晴らしい友情が始まるという点でも重要なセリフだ。
キャプテン・レックスは、クローントルーパーやストームトルーパーからなる、戦闘部隊「501大隊」の隊長。アソーカが「パダワン」になる何年も前から戦場にいたため、その経験の豊富さから、兵士と共に戦うジェダイから尊敬を集める存在だ。
新人に自分を軽視させることはせず「パダワン」という肩書きが容易に権威に結び付くわけではないことを悟らせる、名シーンとなった。