9.「愛してる。(I Love You)」「知ってるさ。(I know)」
レイア・オーガナ、ハン・ソロ『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
スターウォーズ史上、いや、世界映画史上に残る最高のおしどりカップル、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)×レイア姫(キャリー・フィッシャー)。かたや、密輸業を営む宇宙の無法者、かたや、オルデラン星の王女と、身分が著しく異なる2人が、それぞれの足りないものを補いながら、切磋琢磨して巨悪に向き合う様子は、いつ見ても勇気がもらえる。
そんな2人の固い絆をダイレクトに表現したのがこのセリフだ。
デス・スターを反乱同盟軍に破壊された銀河帝国軍の猛反撃と圧力により、ハン・ソロのかつての仲間であったランド・カルリジアンは仲間を裏切る。一行はダース・ベイダーに捕えられ、ソロは炭素冷凍に押し込まれる。
愛する人をまた一人失うことになると思い、レイアは「愛してる」とハンに漏らす。ハンはそれに対し「知ってるさ」と答える。この名台詞は、映画史上で最もロマンティックなやりとりのひとつとなった。