6.「僕は無償の愛と考えている思いやりの心は、ジェダイの生命の核心だと考えている(Compassion, Which I Would Define as Unconditional Love, Is Essential to a Jedi’s Life)」
アナキン・スカイウォーカー『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
アナキンは惑星タトゥイーンで奴隷として生活していた頃に初めてパドメを見た時から、彼女に想いを寄せていた。のちに、オビ=ワンと共に彼女を守る任務に就いたとき、アナキンは感激する。
ずっと想いを寄せ続けていたパドメ警護の任に就くアナキン。しかし彼は、ジェダイの掟により人を愛することを禁じられている。そんな彼にパドメは「ジェダイの戒律を守るのは大変でしょう?」と語りかける。
しかしアナキン本人は、このジェダイの掟に対し、異なる解釈をしている。彼は「執着や所有欲は禁じられている。僕は無償の愛と考えている思いやりの心は、ジェダイの生命の核心だと考えている。だから、愛を奨励しているとも言える」と答えるのだ。
アナキンはジェダイの掟があるにも関わらず、パドメに自分の本当の気持ちを伝える。アナキンの純真なキャラクターを表現すると同時に、美しい愛の定義にもなっているこのセリフによって、シリーズ史上屈指の名シーンとなった。