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予言が当たりすぎて怖い…アニメ『ザ・シンプソンズ』が予言した10の未来。アメリカを代表する長寿番組の謎を徹底解説

text by 編集部

中流階級のアメリカ国民を風刺する、人気アニメ『ザ・シンプソンズ』。2019年にエミー賞の最優秀アニメ番組賞を受賞していることでも有名である。そんな人気作である『ザ・シンプソンズ』に登場するシーンは、未来で実際に起こる予言が含まれていると話題になっている。今回は米Colliderを参考にその内容を紹介していく。

シンプソンズが世界の出来事を予言!?
気になる内容は…

シンプソンズ
Getty Images

米国の人気長寿アニメ『ザ・シンプソンズ』は、アメリカの一般的な中流階級「シンプソン一家」の日常、皮肉たっぷりに面白おかしく描いたアニメ作品で、主要なキャラクターは、父ホーマー、その妻であるマージ、息子のバートと娘のリサとマギーの5人だ。

国内では、2000年から2002年の間に某ソフトドリンクのCMキャラクターに起用されたことから、日本人にとっても馴染み深いキャラクターとなっているはずだ。

そんな『ザ・シンプソンズ』だが、実は作品としての面白さとは別の点で大きな注目を集めている。作中のエピソードが、現実社会の「不気味な未来」を予言しているのではないかというのだ。

例えば1995年放映のシーズン6では、登場人物がビデオチャットで会話をしたり、スマートフォンやスマートウォッチのようなデバイスを使用したり、オンラインで授業を受けたりするシーンが登場する。

また、1997年9月に放映されたシーズン9には、シンプソン一家が乗車料金9ドルの超格安バスでニューヨークに旅行をするシーンが登場するが、登場キャラクターが手に持つ冊子には9ドルと記載があり、その後ろにはなんとワールドトレードセンターの2棟が並ぶシーンが登場する。2001年の9・11米国同時多発テロを暗示させるなんとも不気味なシーンだ。

トランプ元大統領の2024年の大統領選出馬から、トム・ハンクスのコロナ感染、そして、ロシアのウクライナ侵攻まで、本作が「予言」した出来事は、本当に枚挙にいとまがない。

そもそも『ザ・シンプソンズ』は、本当に世界の出来事を予言しているのだろうか。それとも世界の方が『ザ・シンプソンズ』の脚本に沿って動いているのだろうか。今回は現地メディアを参考に本作の予言を紐解いていく。

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