『007/ゴールドフィンガー』(1964)
「アストンマーティン DB5」約8,000万円〜4億円
最後を飾るのは、映画『007/ゴールドフィンガー』(1964)に登場した「アストンマーティン DB5」だ。
クラシックカーの頂点ともいわれる「アストンマーティン DB5」は、1963年7月から1965年9月にアストンマーティンが製造したスポーツカーで、約900台が製造されており、知名度や人気のみならず、値段も最も高い車として知られている。
本車は、本作以外にも『007/サンダーボール作戦』(1965)、『007/ゴールデンアイ』(1995)、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)、『007 スカイフォール』(2012)、 『007 スペクター』(2015)に登場しており、機関銃や回転式ナンバープレートといった秘密兵器が複数搭載されている。
なお、アストンマーティンは、1964年版の「アストンマーティン DB5」をベースに、4,500時間(約2年)もの歳月をかけて復刻版を製造(公道での走行は不可能)。ボンド映画に搭載されているような秘密兵器を搭載し、ボンドカーを忠実に再現している。
なお、本車は、海外の中古車サイトだと代替「価格相談」と表示されており、値段の相場としては約9,000万円〜約1億円となることが多いようだ。なお、復刻版は世界25台限定で価格は300万ユーロ(約4億円)。
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