第1位 ショーン・コネリー
出演作品:『007 ドクター・ノオ』(1962)、『007 ロシアから愛をこめて』(1963)、『007/ゴールドフィンガー』(1964)、『007/サンダーボール作戦』(1965)、『007は二度死ぬ』(1967)、『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971)
結局、オリジナルこそが一番だ―。映画を見ていると、そう感じることがある。それは、この『007』シリーズでも同じだ。
『007 ドクター・ノオ』で初代ジェームズ・ボンドを演じ、ジェームズ・ボンド像を確立した『007』シリーズの真のアイコン、ショーン・コネリー。すらりとしたスタイルに、貫禄たっぷりな立ち振る舞い、スコットランド訛りの英語こそ、まさにジェームズ・ボンドそのものだ。
そして、何よりコネリーは、ボンドを常に盛り上げていた。初期の作品では、国を盛り上げるショービニスムさや、泥臭い戦闘シーンといった1960年代の映画の雰囲気がふんだんに盛り込まれているが、コネリーの圧倒的なカリスマ性のおかげで、心から楽しめる作品に仕上がっている。
アクション・スパイ・スリラーのパイオニアである『007』シリーズ。コネリーこそ、この魅惑的な超大作ジャンルを開拓した張本人なのだ。
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