最も演技が上手い歴代乃木坂46メンバーは…? 素晴らしい演技力を誇る女優5選。日本映画界の次世代を担う才能をセレクト
乃木坂46は秋元康グループの中でも容姿端麗な清楚系アイドルグループとして有名だ。今回は、元乃木坂46のメンバーの中から、女優としての活躍が目覚ましい演技派女優5人をピックアップ。アイドル時代のエピソソードやそれぞれの魅力に加え、ファンのみならず映画好き必見の代表作を紹介する。
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乃木坂時代、センター最多。圧倒的エース
西野七瀬
【プロフィール】
乃木坂1期生
生年月日:1994年5月25日
在籍期間:7年4ヶ月
選抜回数:22回
代表作:『シン・仮面ライダー』
【注目ポイント】
元乃木坂46の1期生。センターを務めた回数がグループ最多の7回、握手会の売上1位など、グループのエースとして圧倒的な人気を誇っていた。
乃木坂46といえば端正な綺麗系のイメージがあるが、西野七瀬の強みは、それらの要素を持ちつつも、守ってあげたくなるような小動物系の可愛らしさも共存している点だ。また、親しみのあるアイドルとして正統派なビジュアルと、それに反してインドアな趣味嗜好のギャップも魅力である。
女優以外にモデル、CM、テレビ番組の司会とマルチに活躍している西野七瀬だが、そんな彼女の代表作は2023年3月18日に公開された映画『シン・仮面ライダー』のハチオーグ役だ。
この映画は庵野秀明監督による仮面ライダーシリーズのリブート作品で、仮面ライダー生誕50周年企画作品のひとつ。シリーズの映画歴代1位を記録している。そしてハチオーグ役は、まさかのSHOCKERである。「西野七瀬がSHOCKER」とだけ聞くと想像がつかないが、このキャラクターデザインがとてつもなく秀逸なのだ。
敵らしくスズメバチを模したデザインだが、髪型が黒髪のツインテールに、着物を意識した華やかな衣装と、妖しい美しさが絶妙に取り入れられている。この二次元からそのまま抜け出したかのようなビジュアルはまさに、元アイドルのキャリアと20代後半の大人っぽさを併せ持つ、今の西野七瀬の真骨頂だろう。
さらにハチオーグはビジュアルだけでなく、内面描写も独特。ルリ子という登場人物に対して愛憎入り混じる歪んだ感情を抱く、ヤンデレ要素のあるキャラクターなのだ。
この狂気的な部分の演技もすばらしいので、アイドル時代の可愛いだけではない西野七瀬を見たい方にはぜひおすすめしたい作品である。