死んだと思ったら…敵役として復活した伝説の悪役
第3位 アレック・トレヴェリアン(『007/ゴールデンアイ』)
ピアース・ブロスナン演じる6代目ボンドの前にあらわれた最大の悪役は、『ゴールデンアイ』(1995)に登場する「006」のアレック・トレヴェリアン(ショーン・ビーン)で間違いないだろう。
トレヴェリアンはMI6「00部署」の諜報員で、ボンドの元同僚だったが、作中で戦死し、ボンドはその死を悼む。しかし、実は生きており、ボンドたちを裏切って悪党たちと共謀していたことがボンドの追及で判明する。ボンドを苦しめたこの展開は、ボンドファンに大きな衝撃をもたらした。
なお、トレヴェリアンを演じるのは俳優のショーン・ビーン。彼は、本作で圧倒的な存在感を示し、トレヴェリアンをシリーズ史上屈指の悪役に仕立て上げた。