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【小結】老獪×若手の師弟
Season11〜Season13までの”相棒”

三代目 甲斐享・通称カイト(成宮寛貴)

成宮寛貴【Getty Images】
成宮寛貴Getty Images

警察庁次長(警察組織No.2)の甲斐峯秋を父親に持ちながら、その威光を一切使わずに交番巡査から刑事になった正義感溢れる若手警察官。

とある事件で杉下右京と共に事件を解決し、その能力と正義感を評価され、スカウトで特命係配属となった逸材。

そんな右京とカイトの魅力は”師弟関係”だ。右京は時に優しく時に厳しくカイトを一人前の警察官にするように捜査手法から警察官としての心得と正義を説いていく。

当初こそ反発していたカイトだが、徐々に右京の能力と考え方を認めていき、また彼に対して深い信頼を寄せていく。そして同時にカイト自身も警察官として人間として大きく成長を遂げていく。

その成長が結実したのはseason13「ストレイシープ」。

犯罪組織に右京が囚われ、カイトは居場所を突き止めるが確証が無く警察組織は動かない。そこでカイトは不仲である父親へ直談判し、組織を動かす事を承諾してもらう。そして救いに来たカイト達を見て右京は微笑みながら、「僕には”相棒”がいるものですから」そう呟いた。

しかしの番付は”小結”だろう。

理由として経験値が少なく犯人を逃したり、また感情に流され右京から指導を受ける場面もままある事。右京が暴走する際に止められない事。そして最終的に右京の暴走に当てられてしまい自身の身を滅ぼすという最悪の結末を迎えてしまった事。こちらが要因として挙げられる。

成長という面では素晴らしく、また最近も元日SPで現在の状況が触れられてたため、いつか右京と再会して欲しいと切に願うばかりだ。

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