80歳を超えても傑作を世に送り出す
マーティン・スコセッシ
「現実的な見た目のものに興味が全くない。全ての映画は、私が感じるように見えるべきだ。(I’m not interested in a realistic look,not at all,not ever.Every film should look the way I feel.)
マーティン・スコセッシ監督は、間違いなく同世代で最も偉大な監督であり、現在活躍している映画監督の中で最も優れた映画監督の一人だと言える。
彼は、映画『タクシードライバー』(1976)、映画『グッドフェローズ』(1990)、そして最近公開された映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)など、アカデミー賞181部門受賞のキャリアを誇る。
この名言は、映画『ミーン・ストリート』(1973)や映画『ラスト・ワルツ』(1978)で彼のキャリアが決定づけられた1970年代以降、ハリウッドの第一線で活躍し続ける彼の情熱を見事に表現している。
スコセッシ監督はハリウッドのシステムに逆らい、自分が望むタイプの映画を作り出していることを強調しているのだ。