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ありえない改変… 映画『ハリー・ポッター』小説の方が良かったシーン10選。原作ファンが選ぶ名場面を徹底考察&解説

text by 編集部

世界にあまたある小説の実写化作品だが、ファンの期待に応えた作品はそこまで多くない。一方、『ハリー・ポッター』シリーズは、原作の世界観を忠実に再現した作品として、10年の長きにわたり高い評価を受けている。しかし、そんな本シリーズでも、ファンが「小説の方が良かった」と嘆く場面は存在する。今回は、米メディアScreenRantを参考に、小説の方が良かったシーン10選を紹介しよう。

「全作品実写化」の偉業を成し遂げた映画『ハリー・ポッター』シリーズ
しかし、原作の方が良かった点も

左からハーマイオニー役エマ・ワトソン、ハリー役ダニエル・ラドクリフ、ロン役ルパート・グリント
左からハーマイオニー役エマワトソンハリー役ダニエルラドクリフロン役ルパートグリントGetty Images

人気書籍の映画化には、しばしば多大な困難が付きまとう。理由は様々だが、一番大きな問題としては「上映時間」という制約が挙げられるだろう。

どれだけ長大な原作でも、映画化すると2〜3時間の尺に物語を収めなければならない。そのため、実写化作品のクオリティが著しく高くても、書籍を熟知するファンからは必ず反感の声が挙がるのだ。

とはいえ、全ての実写化が残念な結果に終わっているわけではない。成功した作品としては、イギリスの作家J・K・ローリングが執筆したファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズが挙げられるだろう。

第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』が発刊されるや、社会的ベストセラーとなった本シリーズは、2001年からダニエル・ラドクリフ主演で実写化され、10年間に渡ってシリーズ化されてきた。

映画『ハリー・ポッター』シリーズでは、原作の7作品すべてが実写化されている。シリーズ全作品の実写化という偉業は、公開当時、観客と映画批評家双方の絶賛を受けた。

しかし、そんな『ハリー・ポッター』シリーズも、欠点が全く無いわけではない。映画では原作のディテールをくまなくスクリーンに収めることが困難となる。そのため、活字で読んだ方がずっとよく伝わるシーンも多々あるのだ。

今回は映画『ハリー・ポッター』シリーズから、原作の方が良かったシーンを紹介しよう。

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