温かい家族愛に心が浄化されるー。
『柚木さんちの4兄弟』(小学館 2018~)
ーーーこちらは、両親がいない4兄弟のお話ですね。
「はい。その、特に何か大きな事件が起こるという話ではないんですよね。歳が離れた兄弟たちで、長男が学校の先生やっていて、次男、三男が中学生で、1番下が小学生。ただ、その子たちの日常を描いているだけなんですけど、要所要所で感動したり、フフフッて、なんか笑けちゃったりみたいな。
気付いた時には、読み出したら止まらなくなっていた作品というか。 なんというか、他人の家族を覗き見している感じですかね(笑)。私自身1人っ子なんで、この兄弟の感じがすごく羨ましいなってのが、あったかもしんないです」
ーーーあ、意外ですね。それこそ、お兄さんがいそうな雰囲気を持っていました。
「いや、欲しかったですね、お兄ちゃん! そう、この漫画の長男であり教師の隼は、めっちゃイケメンですしね。まあ、多分私は、結局イケメンキャラいないと読まないとは思うのですが(笑)。
ーーー例えば、長男の柚木隼は、誰が演じるのがいいと思いますか?
「竹内涼真さんもいいなあと思いつつ、鈴木亮平さんも捨てがたいかなあ。あの長男感が」
ーーーそのお2人は、奇しくも、ドラマ『テセウスの船』で親子役として共演していますね。
「あ、ほんまや! いや、お2人とも、ただ私が好きなだけなんですけどね(笑)。まあ、弟でも妹でも欲しかったですね。4男の岳のようなちっちゃくてもしっかり者の弟なんてのも、かわいいし」
ーーー兄弟姉妹がいっぱいいれば、はるさんの趣味であるドッジボールもできますしね(笑)
「よく知ってくださってる! でも、家族ドッジボールは流石に(笑)」
ーーー相方の荒川さんとは、姉妹みたいな雰囲気を感じます。
「同い年なんですが、荒川は妹みたいな感じがしますね。仲良いので、姉妹っぽいとはよく言われます。まあ、柚木家のような4兄弟は羨ましすぎるなあ。私からしたら」
ーーーでも、はるさんは先輩芸人から、可愛がられているイメージがあります。
「ああ、ありがたいことにその通りで。やっぱ、それこそ1人っ子やったからかもしれないですね。紅しょうがのお2人にも本当に可愛がってもらっていますし。無意識のうちに自分から絡みに行っている感は、あるかもしれないです」