カルシファーとの契約の副作用
燃え尽きる寸前の流れ星から生まれた火の悪魔カルシファー。彼は、ハウルから心臓をもらった代わりに、ハウルに悪魔の力を与えている。
しかし、映画では、悪魔であるカルシファーの力を使うと元の姿に戻れなくなるかもしれないと危惧されており、最終的には魔王になってしまうこともあるとサリマンからも危険視されていた。実際、ハウルはカルシファーの力で強力な野獣に変身できたが、代わりに人間性を失ってしまっている。
一方、原作のハウルは、カルシファーの魔力を使えるものの、愛や感情を感じることができなくなる。この副作用は、観客の反感を買う可能性があったため、映画ではより分かりやすい身体的な副作用に変えられたのだ。