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日本人キャストでは、そもそも無理がある!?
漫画実写化の典型的な失敗例

『約束のネバーランド』(2020)


出典:Amazon

監督:平川雄一朗
原作:白井カイウ 出水ぽすか
脚本:後藤法子
キャスト
エマ:浜辺美波
レイ:城桧吏
クローネ:渡辺直美
イザベラ:北川景子

【作品内容】

原作は2016年からおよそ5年間に渡って連載された、白井カイウ原作のダーク・ファンタジー。まず、原作で描かれるのは、西暦2045年のヨーロッパをモチーフとして描かれた架空の世界である。したがって、登場人物もエマ、レイ、ノーマン、イザベラといった外国人風のキャラクターが多くを占めている。

【注目ポイント】

架空の土地が舞台であるとはいえ、キャラクターの容姿と名称によって、国内の読者は、“異国の物語”として受け入れる人が大半だろう。しかし、実写版では主要キャストが全員日本人である。ここに違和感の最大の原因があると言っても過言ではない。

エマを演じた浜辺美波、ノーマンを演じた板垣李光人をはじめ、役者たちの実年齢が高すぎるのもツッコミどころ。脚本のクオリティや、原作への忠実度を問題にする前に、俳優たちがカツラを着けたり、それっぽいメイクをして外国人風に見せていることに、まず違和感を感じるのだ(強い言葉を使えば、滑稽にすら思える)。

また、原作における「グレイス=フィールドハウス脱走編」までが描かれているわけなのだが、ラストシーンで主人公・エマが「最初の朝だ」というシーンが、なぜか口パク描写となっており、何と言っていたのかは、不明である。

続編へ向けての謎を残したままの演出なのかもしれないが、要らぬお世話であることは否めない。しかし、イザベラ役の北川景子は、容姿も芝居もハマっており、彼女には拍手を送りたいところ。

 

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